2013年4月15日月曜日

NY日記−5

2日目の夜は待ちにまった、ブロードウエイ・デビュー。
って、私が出る訳じゃないんですけど。

今回の旅のメインイベントと言っていいぐらい楽しみにしてましたよ。
事前に友人がチケットを入手してくれたおかげで格安で買えました。
ホント、ありがとう♪

一度、お家に帰ってちゃんときれいな格好にお着替えして、
いざ、タイムズスクエアへ!

いや〜、テンション上がるね。
こんなにネオンサインに溢れているのに、なぜが”品”さえ感じる。
新宿みたいに小さい看板でごちゃごちゃしていないからかな?

また黄昏時の空とネオンサインの喧噪の対比も美しかったりして。
That's NY


そりやあ、浮かれますよ。↓
いいじゃん、だって楽しいんだもん。

後ろにこっそり映っているのはタイムズスクエア名物
着ぐるみちゃん達。ミッキーやエルモなんかもいます。
観光客相手に一緒に写真を撮りその見返りとしてチップを
要求してくるらしい。友人に教えてられてなかったら、
うっかり浮かれて一緒に写真を撮るとこでした。
後ろ姿だったら良いでしょ、多分。


タイムズスクエアから脇道に入ると、沢山の劇場が。
風情のある小ぶりの建物に味のある看板。縦書きの文字も劇場の雰囲気を
倍増させてくれますね。
そして今さらながらこんなに劇場がある事にビックリ。
1人だったら絶対お目当ての劇場まで辿りつけなかったかも・・・。


劇場に入る前にスタバに寄ってカプチーノを買って、
歩くこと2〜3分。見えて来たー!

そう、これが今回私がどうしても見たかった
『キンキー・ブーツ』
7年前くらいに映画にもなった実話を元にしたお話。
倒産寸前の靴工場をあるきっかけでドラッグクイーンの
靴を作ることで工場を再生していく物語。気になる方はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/キンキーブーツ
http://tabi-depa.jp/?p=2151

早速劇場の中へ入ると、こんなに素敵な空間が。わお、ごーじゃす!

面格子のデザインも凝ってます。

廊下にはNYTimesの挿絵の素敵なポスター達が飾ってありました。

ここで、カプチーノ飲んでるだけでも、ものすごく贅沢な時間な気がする。

売店のディスプレイの箱も”キンキーブーツ”仕様でキラキラ☆


いざ、劇場内へ。
上演前にお隣に座られたちょっと小太りなおじさまに色々話し
かけられたのだけど、こちとら英語がほとんど話せませんので、
会話らしい会話ができず、申し訳ないことをしてしまいました。
多分、「ボクも去年の4月に日本に行ったよ。とても楽しかったよ」
的な事をおっしゃられてたかと思います。

そして、ほぼ時間通りに開演。

ショーを見た感想から申しますと・・・
もう、歌、音楽、演技、衣装、舞台セット、どれをとっても
パーフェクトでございました!!!
後で調べてみたら、音楽はあのシンディ・ローパーが担当したんだそう。
いや、納得です。音楽1つ1つが完成されてたもん。
あんなに感動したショーを見れた事は今後の私にとって”宝”になった
思えるほどの出来事だったかも。
映画も面白かったけど、ミュージカルはその数十倍素晴らしかった!!
特にドラッグクイーンのお姉様達の踊りと衣装は圧巻でしたよ。


ちょっと残念だったのは、ストーリーはわかるんだけど、英語がわからないので、
ちょいちょい挟んでくるアメリカンジョークというかお下劣ギャグが
わからなかった事。
会場中がどっかんどっかんウケてるのに私だけわからない・・・。
ああ、これが理解できたらもっと楽しめたのに〜。

あと、もう1つ。
途中、お姉様が歌いあげるシーンがあって、とても静かな雰囲気になり、
まあ、英語がわからないので少しあくびらしきものが出てしまいそうだったので
口で抑えながら眠気をおさるために手で目をぐりぐり触っていたのですが、
その時、隣の小太りのおじさまがそっと私にティッシュを渡してくれたのです。
突然の事に私は”えっ?”と思い、”大丈夫です”と手振りでお伝えしたのですが、
おじさまはにっこり笑顔でテッシュを私の手に置いてくれたのです。

どうやら、お姉様の歌で私が泣いているものだと勘違いしてしまったようです・・・。
ごめん、おじさん。あなたの気持ちはしかと受け取りました。

で、でも、ジョークで笑えない日本人が、悲しみのシーンで泣けるわけないじゃん。
そんなに感情指数高くないっす。


終わった後も、興奮覚めやらずで色々話は盛り上がりました!

いつかミュージカルの舞台美術のデザインもしてみたいな〜。
なんて夢が1つ増えました。

つづく・・・。


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