2012年11月14日水曜日

朝の日課

引っ越しをしてから、朝の散歩が日課になりつつあります。
日中はほぼ机に向かって座りっぱなしなので、これを機に始めてみようかと。

朝は結構寒いけど、このぐらいの寒さの方が気持ちが
シャキッとしますね。
15分くらい歩くともう汗がじんわり出て来て、上に羽織っていた
フリースが暑いぐらい。
だいたい、1時間くらい歩いてます。


これが私のお散歩道。
今は紅葉がきれいなので歩いていても気持ち良い。


落ちた葉っぱは赤や黄色に彩られて
緑の芝生に映えてとても美しい。
自転車も良いけど、歩くと色々寄り道できたり
気になるものを写真に撮ったりできますね。


途中のパーキングに生えているレモンの樹。
鈴生りに生っていて、手を伸ばせばすぐ届くほど・・・。
う〜ん、欲しい・・・。



散歩途中には猫の集会にも出くわします。
まあ、ただひなたぼっこしてるだけですが。
多分、10匹以上はいるかも。

あちらの方が気になるご様子。


近寄ってくる猫を上から撮ったら、
影がきれいなにゃんこシルエットに。



うにゃ〜。

飽きっぽい私なので、いつまで続くかわかりませんが、
頑張りすぎずに続けていきたいです。

2012年11月1日木曜日

高台寺・蒼山日菜レース切り絵展

一昨日の夜は友人のkurotanさんと高台寺書院で展示されている
「蒼山日菜レース切り絵展」に行ってきました。

実は蒼山さんを知ったのはラジオのポットキャスト。
パーソナリティの葉加瀬太郎さんとの話がとても面白かったので、
ネットで調べてみたら、超絶的な切り絵を創っている方でした。
彼女のHPを見て見たら丁度、京都の高台寺で展示をやると出ていたので、
”これは是非この目で本物を見ねばっ”という事で即応募しました。


彼女の切り絵ははさみ一本で作られた切り絵
本当に繊細で、でも世界観はちゃんと出ている。
しばらく口をぽかんと開けて見入ってしまいます。
そして、あまりの素晴らしさにため息がもれます。

0.3mmのシャープペンで下書きをして
その線を残すようにはさみで切っていくんだそう。
うう、まず0.3mmで絵を描くことがすごいな。



今回の企画は朝日カルチャーセンターの企画で、蒼山さんご本人も来て
話も聞けて、尚かつ京料理も頂け、高台寺のライトアップまで見れる
かなりお得企画。


まずは高台寺のお隣の洗心寮にてお食事。

蒼山さんが京都にくるといつも行くお店のお料理だそう。

湯葉御膳。どれも京都らしいやさしいお味。

白いご飯の上に湯葉餡がかかったご飯も美味しかった。

茄子の揚げ浸し。


他にも白みそのお味噌汁やら牛肉のグラタンやらデザートまで
出てすっかりお腹一杯で大満足。


ご飯の後は蒼山さんのお話をじっくり聞く。
ご本人も言ってましたが、あの繊細な作品を作る方とは
思えないような、気さくで天然でとっても話も面白い。
それに加え容姿はとても美しい。
切り絵との出会いは結婚を機にフランスに移住したものの人種差別などを
受け、つらい日々だった。
そんな頃に友人に誘われた”切り絵教室”に行ったのが切り絵との出会いだそう。
切り絵をやっているとつらい現実を忘れられ、希望を与えてくれた。
何より切り絵をやっていると楽しいと言っていました。
そして、自分を救ってくれた切り絵を沢山の人に広めていきたい思いなど
色々と聞けました。



お話が終わった後は、場所を移動して高台寺にある書院の展示会場へ。
今回は高台寺という場所なので”ねね”さまの言葉である
花筏(はないかだ)や諸行無常の書などを作品にして展示しているそう。
「人の命は桜の花のように儚いもの」
その思いを作品に込めているそうです。

実際に見た作品は”書”のような”絵”のような作品。
唐草模様のような繊細な線に”諸行無常”の書が見え隠れする。
一瞬、文字があるようにはみえない作品になっていました。

ご本人の話を聞いた後に実際に作品が見れて本当に感動しました。

直接、蒼山さんとお話してみたかったけど、沢山の人に囲まれて
いてなかなか近づけませんでした。(残念)

でも、ちょうど高台寺のライトアップもやっていたので
それも見に行く事に。ちょっとした観光気分。

やっぱり高台寺のお庭は洗練されてます。


この時期は紅葉にはまだ少し早いけど、
水面に写る赤と緑のコントラストが
はっと息を飲む程、綺麗でした。



今回はたっぷり秋の京都の夜を堪能してきました。